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けんかするにもストーリー?!

何度も書いていると思いますが、オーストリアは自己主張の国です。

そして私は自己主張の国口の方と仕事させていただいています。

弊社ではイタリア市場にも注力しており、登録数は数百社以上。

そのイタリア担当営業から相談される内容でも、
「あつかましい」「理不尽」と思う事がよくある。

よくあるのが支払い条件。
そして与信の有無、与信額についての相談。

もちろん、約束事をきっちりまもるイタリア企業もあります!
とはいえ、期日通りに入金されるケースは5%以内で、あとは、
期日後ようやく腰をあげて支払い手続きにかかる感じで、1−2週間おくれることはざらです。
多分1−2週間遅延は「遅れ」にカウントされないのでしょう。


日本では某データバンクで信用調査をして、そこでの企業のレートを参考にして与信をくむのが一般的。
ヨーロッパでは、売掛金に保険をかけるという手続きをとる。
そして与信枠は契約している保険会社が独自の調査、他社への与信額などを参考に割り当て、業績によっては金額減少することもある。

保険会社への遅延申請する場合、遅延後XX日で手続きをとります。
その企業が支払えない場合は、売掛金額のXX%を保険会社が補塡してくれるシステムです。

つい先日、支払いが30日遅れたケースがあった(金額も大きく、遅延日数が30日以上)。
期日は8月15日でしたが、イタリアでは8月いっぱい休みで仕事にならない。なので9月10日には入金されるだろうと思っていた。相手先企業社長と連絡はとれるが、いつ支払いをするのか見えない。
そして経理が保険会社に申請し、保険会社から与信が取り消されるタイミングで、売掛金入金確認がとれた。

最悪だ〜

だって、 入金=注文残の出荷 促されるから。


営業として出荷=売上なので進めたいのはやまやまですが、与信枠がなく支払いの保証がないのに出荷できない。やだなぁなんて説明しよう。

どうして取り消しになったんだろうと思っているところに

お客さんから電話が・・・


「入金確認とれた?」


私「システムで確認します。はい、到着しました。が、与信枠が消滅、ゼロなので、注文残の出荷はできません。」


「なんだって?!保険会社に申請したのか?」


私「申請したのは弊社ではありません。が保険会社から与信取り消しの連絡がありました。至急出荷なら前払いです」


「ふざけるなぁ!他社には未支払いの売掛はないんだ。お前が告げ口したんだろう!!どうしてくれるんだ・・・」
(どうしてあなたが切れるわけ??)

このお客さんは、うちの会社のトップをしっているため、直接電話して詳細をつげ、解決策を要求。
なんだかんだで、2日後には保険会社からの与信枠が復活したので、表面的には一件落着。

でも私は、なんだかすっきり納得できなかった。というかものすごくムカついていた。
この出来事で、経理、保険会社、トップ、お客の間で丸2日間振り回された。
夢にもでてきた。



40日の支払遅延にたいし「申し訳ない」という態度はなく「誠意」がみられない

そして他社への遅延金はなく、うちへの支払いは後回し?という事実

与信取消しの原因は、「あなたの支払い遅延」であり、通告した私たちではない。


なのに総合してえらそうな態度。日本人女性をなめてもらってはこまる(笑)

今回の遅延ははじめてではなく、今年にはいってからずっと遅延気味。そして今回が最長。仏の顔も三度まで。
GIVE  & TAKE  で、売掛金への支払いは企業の義務。さらに上に書いた事実で頭の中がクリアになった。
何かが間違っている。

長く深いつきあいであればあるほど尊重すべきものだと思うのです。
それを軽視している、またうちの会社を軽視している、相手の身になって何一つ考えていない、
それらを会話のあちこちから感じることが許せなかったのです。

同じ営業部の部下とマラソンしてるときも、
一人でマラソンしている時も、
次に電話する機会があったら「こういってやる!」
とシュミレーションばっちりしていたせいか伝える文章はすらすらでてきました。こんなときに役立つとは。やはり準備ですね!

それらを書き出し、ストーリーというか流れを想定して
(切り出しと、最後のしめだけしっかりと)上司の前で電話。

お客さま相手にあそこまで強い口調で最後まで押し通すことは滅多にありません。
今回は、関係が切れても良い覚悟だったので、おもいっきり?できました。

ほかの人の目には、冷静にうつっていたようですが・・自分の中では怒りでいっぱいでした。

相手は自分に非があることを認めはしなかったが、何も言い返えしてこなかった。
彼はとても見栄っ張りなイタリア人・・・


これで終わりだとは思っていませんが、昨日はぐっすり眠れました。


衝動的ではなく、じっくり考えた上での行動だったので、なぜか達成感があります!
時に、こういうことも必要な時があると実感しました。



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コメント

Re: 拍手喝采!

ありがとうございます!度が過ぎると思う事はそう頻繁に起こりませんが、発生した時対応できるようにやはりイメトレするべき?!なんて・・・。がんばりましょうね!

拍手喝采!

言うべき事を言うべき時にキチンと仰って立派です。
これをやっておかないと、きっと、舐められるんだと思います。
読んでいて、こちらも気持ちスッキリしました。

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プロフィール

あさこ

Author:あさこ
リンツ・オーストリア在住 +15年!!
10年前に感じた違和感が「普通」になってることも増えた。それでも異文化の差でうけるストレス解消が大事だと実感。きた時からずっと同じ職場でドイツとは全然違うオーストリア人、習慣、食べ物、おみやげなどについて,リンツから配信しています。

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