アナグマ(Dachs)の脂は、貴重

ハンターの友人から、DACHS がとれたから、脂をいただいた。

乳白色どろっとしています。
加熱処理をしたもので１００％、DACHSFETT

「混ざり物無しだから貴重なんだよ」

といわれても、全然ぴんとこない

DACHS ってタヌキ？　＞＞　あなグマでした
ヨーロッパを中心に森林に生息していて、高度２０００ｍ以下のとこに多く生息。体長６０−９０センチ、体重は大人で１５キロ程度。



見た目はかわいらしいけど・・・

日本ではアナグマって知ってるような知らないような、動物で。私はタヌキだとばかりおもっていた。
それはそうと、
・・・どうして冷蔵庫に？

貴重な森の恵み！１００％自然のものなので冷蔵庫保存！だと主人に言われた。
彼にとっての、アナグマ脂は、まるでキャビアやイクラと同じレベルで、冷蔵庫に陳列（笑）

私は全くしらなかったけれど、ヨーロッパではDACHSFETT(アナグマ脂）は昔から伝わる万能薬だったそうです。
いただいた脂と同様のものは、なかなか購入することもできず、
Apotheke で販売されているのは、たいてい何かと混ぜたもので１００％ではないのだとか。

ハンターの人の話を聞くと：
オーストリアのアナグマは、半年くらいを土の中で過ごす（冬眠）。その間は、心拍数５くらいでずっと眠っている。食事もせず、夏に蓄えた脂肪で長い冬眠を乗り切ることができるのは、耐久性のあるエネルギーと、病原菌から身を守る強い免疫力などのおかげ。だからアナグマ(DACHS)あぶらは貴重なのだ。昔は、１０キロ程度のアナグマ１頭で、牛２頭の価値があったのだそうです。

ということでした。なるほどね。私は知らなかったけど、タイガーバームオイルのオーストリア版って感じかな。
知らない事がまだまだたくさんありますね。

アナグマ脂の効能
冷たい手足に塗る（あたためる効果）
風邪を引いた時、胸に塗る
肺の病
リュウマチ、関節炎、関節痛
乾燥肌